2010年9月1日水曜日

紙の大量消費

アメリカ人はハンカチを持たないということを聞いたことがある。

北米のある国のトイレに入るとペーパータオルが備え付けてあり、濡れた手をそれで拭いてゴミ箱に捨てている。お尻を紙で拭き手も紙で拭く。紙を消費しまくっている。
東南アジアでは、トイレにお尻を洗うビデを備えているところがあるが、意外と紙がないところが多い。ましてや手を拭くための紙などほとんど備えていない。アメリカはパルプを輸入して他国の森林資源を大量に消費しているのである。

トイレットペーパーも桁違いの大きさだ

手を拭くのもロールペーパー

ハンカチ一枚あればこんなに紙を使わなくて済む。

アメリカ人はなぜハンカチを使って、紙の消費を押さえようとしないのだろうか。
日本はほとんどの人がハンカチを持っているのでまだ健全なのであろう。ただし、企業におけるコピーの紙の使用量は凄まじいものがある。

電子化された文書は、画面上でミスを見つけることが難しく、つい印刷してしまう。また、日本の社会ではまだ書類に印鑑が必要な場合が多く、紙が必要となる。印鑑を電子認証することが、紙の使用量削減に不可欠であろう。

森林を大切にしない文明は必ず滅びる。ギリシャがそうであった。さらに、自国の森林を保護して他国の森林を消費するのは最低の文明である。

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