五月のゴールデンウィークに奈良薬師寺にお参りするのが恒例になった。
玄奘三蔵の御遺徳の顕彰と仏法興隆を願い、毎年5月5日に大祭があり、結縁者には招待状が送られてくる。
まず、金堂でお薬師さまに身体健康をお願いする。
観自在、私たちは、物事をしっかり観ていけるように願いを持って発心します。よって慈悲の願いを悲願という、と薬師寺では解説してくれます。
これは大講堂です。天平時代の姿を再現したようです。
東塔(国宝)は、6月末から全面解体修理に入り、2018年まで見ることができなくなる。6月25〜26日に東塔大修理着工法要が行われます。明治の大修理がかなり杜撰で、このままだと地震の際に倒壊するといわれています。
玄奘三蔵院伽藍にある玄奘塔の正面には「不東」という額がかけてある。玄奘三蔵が唐を出発するとき、もう東には行かない(挫折して戻ってくることはしない)という決意です。プートン、すごい信念である。工事を着手するときもプートンの決意で安全管理を進めてもらいたいものだ。
今日は、ここで玄奘三蔵がインドへ教典を学びにいく伎楽が行われた。この写真は、それ以前に撮影したのものです。
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