日本では現場でヘルメットのあご紐を締めていないと必ず現場監督員から注意を受けます。しかし、欧米の建設現場の写真を見ると、彼らのヘルメットはあご紐(chin strap)がありません。
これは、安全に対する考え方の違いからきています。日本のヘルメットは、飛来落下用、墜落時用及び電気用ですが、欧米のヘルメットは飛来落下用と電気用です。あご紐(chin strap)がないのは、飛来落下物がヘルメットに当たってヘルメットが頭からズレる、又は外れることによって頭への衝撃を和らげるという考え方からきています。
欧米のヘルメットは、頭の後ろで締めることができ、少々かがんでも落ちないように装着することができます。日本のヘルメットにもそのような機能があるものの、少しちゃちな感じであご紐をきっちり締めていないとすぐ落ちてしまう構造になっています。
さらに、墜落時の対策としては、より厳しいフルボディハーネスの着用が義務付けられています。ただし、風が強い時や、高所作業及び上を見上げるような作業(消防等)では、あご紐(chin strap)を使用することとなっています。
たかがヘルメットですが、日本と欧米ではこれだけ考え方が違うのには驚かされます。
(関連規格 ANSI Z89.1-1997, EN397、労働安全衛生法第42条の規定に基づく「保護帽の規格」)
これは、安全に対する考え方の違いからきています。日本のヘルメットは、飛来落下用、墜落時用及び電気用ですが、欧米のヘルメットは飛来落下用と電気用です。あご紐(chin strap)がないのは、飛来落下物がヘルメットに当たってヘルメットが頭からズレる、又は外れることによって頭への衝撃を和らげるという考え方からきています。
欧米のヘルメットは、頭の後ろで締めることができ、少々かがんでも落ちないように装着することができます。日本のヘルメットにもそのような機能があるものの、少しちゃちな感じであご紐をきっちり締めていないとすぐ落ちてしまう構造になっています。
さらに、墜落時の対策としては、より厳しいフルボディハーネスの着用が義務付けられています。ただし、風が強い時や、高所作業及び上を見上げるような作業(消防等)では、あご紐(chin strap)を使用することとなっています。
たかがヘルメットですが、日本と欧米ではこれだけ考え方が違うのには驚かされます。
(関連規格 ANSI Z89.1-1997, EN397、労働安全衛生法第42条の規定に基づく「保護帽の規格」)
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