ラベル 労働安全コンサルタント の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 労働安全コンサルタント の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011年10月5日水曜日

労働安全コンサルタント試験の直前対策

10月19日(水)の労働安全衛生コンサルタント試験まであと2週間あまり、毎日過去問題に取り組んでいる人が多いと思われる。

試験の直前は、あまり多くの問題集本に手を付けず、基本に戻って「新しい時代の安全管理のすべて」を心を落ち着けて読み返すことをお勧めする。最初から最後まで読むだけで2週間経ってしまうかもしれないが、今まで気がつかなことに気がつき、問題集を解くよりも効果があると思われる。

今まで一度も読んでいない人は、自分の自信のある分野だけでも目を通しておくでしょう。また、Webサイトには、いろんな情報が飛び交っているので、余り気にとらわれない方がよい。土木技術者に苦手な化学物質名は、得意でなかったら無理に覚えなくてもよい。当日、このような問題は日本語として文章がまともかどうか、そのような観点から攻めてはどうか。

法令集を読み返すことも重要です。クレーン則やボイラー則、構造規格などは土木技術者の弱い所なので、よく理解しておく必要がある。

あと2週間しかないので、体調を整えることが最も大事です。そして、仕事が忙しい人は、時間がないとぼやかずに、少ない時間でも逆に集中力が増すので、ここが踏んばり時です。

さあ、がんばりましょう。

2010年12月29日水曜日

労働安全衛生コンサルタントの口述試験にむけて

12月24日、労働安全衛生コンサルタント一次試験の合格発表があった。一次試験合格の皆様おめでとうございます。

次は口述試験ですが、このコンサルタント試験は以外と口述試験で不合格になることが多いのでよく勉強しておく必要がある。

試験の対策として自分の経験から述べます。勉強の基本は、まず基本的な知識を再度復習し、自分の経歴を整理しておくことである。経験していないことを述べてもすぐにわかるので、知らないことについては今後勉強していくと謙虚に述べるのがよい。

自分の考えを整理する方法としては、想定問答の形にしてまとめるのがよい。そして基本は、コンサルタントは安全衛生について素人のお客様に判りやすく説明する能力を問われているということを理解しておかなければならない。従って、難しい専門用語を並べるのではなく、できるだけ簡潔に判りやすく説明することが第一条件である。

まず最初に質問されるのがコンサルタントの資格を取得しようとした動機です。この試験はコンサルタントを目指す人のための試験なので、コンサルタントになる意思がないと受けとめられると、その後の質問に大きく響くと思われる。
次に自分の経歴の中で苦労したことについて、そのとき取った対応策、現時点での評価、今後それについてどのように対応していくか、などを説明する。
もう一つ用意しておかなければならないことは、現在の労働安全衛生管理のおける課題について、行政や会社などで行われている内容と、それに対する自分の考えをまとめておく。特に、労働安全衛生マネジメントシステムやリスアセスメントについて、現状での問題点と課題が多くあるはずです。それに対して自分はどのように取り組むかを自分の考えで述べることがポイントと考えます。

最後に、労働安全衛生コンサルタントの義務や倫理について質問されます。倫理については技術士の技術者倫理を参考にすると良い。すなわち、資格取得できた後も引き続き勉強をしていきたいとCPDのことにも触れたほうが良い。

私が口述試験を受けた際も、このような組立てで、A4判7枚程度の想定問答集を作りました。1次試験の発表から時間をおかずに、自分の頭の中を整理することをおすすめします。

2010年12月15日水曜日

シンガポールのSafety Officer

日本の労働安全衛生コンサルタントは、労働安全衛生について幅広く勉強し、難しい試験に合格に合格し登録して得られる資格である。
技術士と同様に業務独占資格ではなく、コンサルタントでないとできないという業務はない。また、労働安全コンサルタントでないと、ある規模以上の安全管理者になれないということはない。労働安全衛生コンサルタントは、国際認証されず、他国では認知もされていない。

アメリカのCSPをまねてCSP労働安全衛生コンサルタントという称号もできた。これはCDP(自己研鑽)の基準を達成した者が申請すると得ることができる。ただし、APECエンジニアのように国際認証はされていない。諸外国の資格は更新制度と高い倫理観を持ち合わせているが、日本の資格は一度取得すると永久に有効なものばかりである。

シンガポールにはSafety Officer制度があり、アメリカのASSE(アメリカ安全技術者協会)でも認知されている。シンガポールでは、工事金額がS$10million以上(US$7.2 million以上)はSafety OfficerとSafety supervisorの配置が義務付けられている。Safety Officerになるためには、Safety Officer Training Courseを受講し、試験に合格しなければならない。またcourseを受講するための数学と英語の試験と面接があり適正を確認される。courseを終えるには最低6ヶ月以上かかる。

Safety Officerは、業務独占資格であるが、反面責任も重い。重大災害が発生するとプロジェクトマネージャーとともにSafety Officerも責任を負う。また、6ヶ月毎にMinistry of ManpowerによるSafety Auditもあり、日頃から安全計画書や法令に従って管理しなければならない。そうしなければSafety Officerの資格を失い、仕事を失いかねない。

現在のシンガポールは、日本より厳しい安全管理を国をあげて進めている。日本もこのような業務独占資格制度を導入して、安全管理者の質を上げるべきと思う。

2010年3月31日水曜日

労働安全衛生コンサルタントの合格発表

3月24日に、労働安全衛生コンサルタント試験の合格者が発表されました。

合格された方々は、毎日の勉強と安全衛生の指導が、合格に結びついたとものと思います。

次は登録手続きがあります。
労働安全コンサルタントは、技術士と同様に登録しないとコンサルタントの名称を使用することはできません。
まず最初に、日本労働安全衛生コンサルタント会のホームページの「労働安全衛生コンサルタントの登録」の項目に従って登録手続きを行ってください。ただし、企業に勤めている人は、企業内コンサルタントになります。事務所の場所は会社の所在地、事務所名は会社名にするか、または自宅を事務所にすればよいです。現在コンサルタントの多くが企業内コンサルタントなので特に問題ありません。
企業にいながら更に勉強して独立するのも一つの方法です。

日本労働安全衛生コンサルタント会への入会は、弁護士や医師のように義務づけられていません。だけど入会することを勧めます。
コンサルタント登録と日本労働安全衛生コンサルタント会への入会は、まったく別の手続きです。入会する場合は、新たにコンサルタント会へ入会手続きをしなければなりません。
労働安全コンサルタントは名刺に資格名称を印刷するだけでは何の意味もありません。医師と同じように労働者の命を預かるエンジニアです。日本労働安全衛生コンサルタント会へ入会し経験を積むとともに自己研鑽し、コンサルタントの社会的地位を高める必要があります。また、退職後独立するのであれば今のうちから入会しておいたほうが得策です。

特に地方では組織が小さいのでいろんなことに参加する機会が多く、他業種の安全衛生担当者と交流することができたいへん有益です。少々会費は高いですが、自分への投資と思って入会することをお勧めします。

入会したら、登録時研修を必ず受けてください。それと大阪と東京で開催される安全研修は業務にも有益です。労働安全コンサルタントも国際に認証されうる資格を目指してCPDを行っています。規定CPD単位を修得するとCSP労働安全コンサルタント(Certified Safety Professional Consultant)の称号が与えられます。これはアメリカなどの資格を意識したものです。

わたしは、アメリカの安全技術者協会(American Society of Safety Engineer)にも入会しました。色んな文化の安全衛生の考え方に接すると、今まで行っていたことが単なる基準屋に過ぎなかったことを感じます。型にはまった安全管理ばかりでなく、異業種の人と交流すると自らの業務の改善にも役立ちます。

試験の合格は、セーフティー・エンジニアーとして出発点にたったに過ぎません。
今回の合格者のこれからの発展と活躍を応援します。

2009年9月24日木曜日

労働安全コンサルタントを目指す人に

労働安全コンサルタント試験(10月20日)まであと1ヶ月です。

「新しい時代の安全管理の全て」大関親著
を熟読されたでしょうか。最低3回読む必要があります。最初の1回目は堅苦しくてほとんど頭に入りません。2回目呼んだ時に、なるほど良い事が書いてあるとその部分にマーカーで印をつけます。3回目は重要と思われるところを重点的に内容を理解するようにします。労働安全コンサルタントは偏った知識では公平で説得力のある判断ができません。基礎知識と幅広い見聞が必要不可欠です。

過去問題集に頼った勉強方法や、自分の専門分野を過信した勉強方法ではまず受からないでしょう。また、常日頃から問題意識を持つことも重要です。今現場で何が問題になっているのか、世の中では何に関心が集まっているのか、それに対して自分はどう対応すればよいのか。そのような目で受験勉強する必要があります。

特に法令ではどのような問題に対して強化しようとしているのか。当然出題者はそのような意図で問題を作るはずです。したがって、過去の問題集
ではなく、今後の課題を想定した問題を意識してください。
厚生労働省が最近発表した安全統計や通達に対する分析や考えを求めておくことをすすめます。

また、衛生に関連することも目を通すことも必要です。もし、まだ準備が十分でない場合、少なくとも「新しい時代の安全管理のすべて」と「安全の指標」に目を通すことをお勧めします。

2009年7月27日月曜日

労働安全衛生コンサルタントのCPD

アメリカではSafety Engineer, シンガポールではSafety Officer制度があり資格を取得するにも厳しい試験と経験が必要です。
知識レベルは労働安全コンサルタントと同様と思われますが、社会的地位がはっきりしています。

しかし日本の労働安全コンサルタントは海外では認められていません。理由は資格が更新制でないこと、英語が喋れないことなどがあります。

労働安全衛生コンサルタントは技術士と同じようにCPD制度があり、更新制の準備が始まったところです。
昨年末、APECエンジニア(技術士)更新のためにCPD実績報告を提出し、更新を認められました。今度は労働安全コンサルタントのCPD登録を出し、先日第一回目のCPD証明書が届きました。

日本の多くの技術者資格は更新制でないため、国際認証されない問題があります。そのためCPD制度を設け自己研鑽を行うことが義務づけられました。CPD制度が定着した時点で技術士や建築士、労働安全コンサルタントも更新制に移行すると考えられます。

中には更新制を取り入れている資格もあり、APECエンジニアやコンクリート診断士がそうです。
ただし、問題もあります。CPDを学協会間で相互承認していますが、組織によって内容やレベルに差があることです。施工管理技師会のCPDSは、社内教育から災害防止団体の教育までかなり内容の低いものまで認めているのに対し、まさか技術士がそのようなCPDで申請する訳にも行きません。主管省庁ごとに主導するCPDは縦割行政の弊害であり、全世界で認められるようなものではなくなります。

なにより、早く資格を更新制に切り替え、諸外国との資格の相互承認をすることにより、日本の技術者の資格の国際的地位を高めることが、これからの国際社会を勝ち抜くには必要不可欠でしょう。そうでないと日本だけが国際社会から取り残されてしまします。

2009年4月11日土曜日

労働安全コンサルタントの受験対策

先日、労働安全・衛生コンサルタントの合格発表がありましたが、来年度もう一度挑戦される方もおられると思います。

受験対策は、今から始めれば十分間に合います。
受験参考書として、沢山ありますが最初から全部揃えても大変なだけです。重点安全対策と同じようにように参考書も絞って仕事と受験対策を兼ねるような勉強方法を取ってください。

1.産業安全一般
 「新しい時代の安全管理の全て」 大関親著 中央労働災害防止協会 を自分で投資して、3回位読んでください。
1回目はあまりよく判らないと思いますが、2回目でなるほどということがよく判ってきます。この本は安全管理の仕事に従事する人にとって、安全の基本を学ぶうえでで非常に参考になります。6月の後半に受験のための講習会がコンサルタント会により東京・大阪で開催されます。それまでには最低1回読んで下さい。少々高いですが、自分で投資すれば粗末に扱えないので必死になります。

2.産業安全関係法令
 「安全法令ダイジェスト テキスト版」 労働新聞社
を安全パトロールに行く時に、いつも持って行って下さい。現場で現物を見ながらこの本で法令を確認していくと少しずつ数字を覚えていくことができます。いきなり「安全衛生法令便覧」などを読んでも目眩がするだけです。マーカーでこの本を汚していくのが確実な方法です。
 またコンサルタント会の受験のための講習会で使用する「法令関係のテキスト」で法令を総合的に勉強してください。

3.土木安全
 免除の方が多いので省略

4.口頭試験
 口答試験に対しては、安全管理に対する自分の考えをしっかり持つことから始まります。そのための参考資料として、「安全の指標」をしっかり呼んでください。この本は現在の労働安全における課題についてコンパクトにまとめられています。

 最初は、これらの本を徹底的に読み込んでください。いろんな本に手を出すのは、ある程度勉強が進んでからの方が良いと思います。
受験対策講習会は、必ず出席することをお勧めします。 (社)日本労働安全衛生コンサルト会のホームページから日程を確認できます。
過去問題はある程度時間が経ってからで十分です。講習会に出れば問題集ももらえます。

まずは第一歩を踏み出してください。

2009年3月24日火曜日

労働安全・衛生コンサルタント合格者の発表

本日、厚生労働省から平成19年度の労働安全・衛生コンサルタント試験の合格者発表がありました。

合格された方にはおめでとうございます。またそうでなかった方はあきらめず来年度挑戦してください。

厚生労働省に登録された方は、日本労働安全衛生コンサルタント会に入会されることをお勧めします。本部に入会すると自動的に各県支部に入会することになります。
最近、企業内コンサルタントが増えていますが会費が高いということで、入会せずに名刺にコンサルタントであることを印刷している方が多くなっています。

労働安全・衛生コンサルタントは名誉資格ではありません。安全衛生のプロフェッショナルです。試験に合格したのは、プロフェッショナルのスタート台に立っただけです。これから自己研鑽を積み重ね、若い現場技術者に正しく指導できるようにならなくてはなりません。
コンサルタント会ではCPD(自己研鑽)を義務付けていて、まず最初にコンサルタント会が実施する登録時研修を受けてください。

また、コンサルタント会は異業種の安全衛生担当者と交流する機会が多く、知識を深めることができます。建設業の問題を解決するには他業種の情報を得ることが非常に役に立ちます。

合格を機にコンサルタント会に入って活躍されることを期待します。