阪神淡路大震災からちょうど14年の月日が過ぎ去った。
神戸の町は外見上は復興したように見えるが傷跡はまだ残っている。
阪神淡路大震災により我々は多くのことを学んだが、それを近い将来必ずやってくると言われている南海・東南海地震の備えに十分活かされているとは言えない。
また、阪神淡路大震災のことを知らない世代も生まれつつある。
ここで最近の大災害をまとめてみる。
阪神淡路大震災の概要は
発生 1995年1月17日5時46分
規模 マグネチュード7.3 最大震度7
死者 6,434人
行方不明 3人
負傷者 43,792人
家屋全半壊 9,180棟
スマトラ沖大地震(インド洋大津波)
発生 2004年12月26日7時58分(現地時間)
規模 マグネチュード9.1
死者・行方不明者 30万人
四川大地震
発生 2008年5月12日14時28分
規模 マグネチュード8.0 震度6強~7
死者 69,227人
行方不明者 17,923人
家屋全壊 650万戸
阪神淡路大震災の後も巨大災害が世界各地で発生している。
地震は自然災害であるため、これを防ぐことはできないが、被害を少しでも少なくする減災の考えが重要になってくる。南海・東南海地震ではスマトラ沖地震と同じように巨大津波が本州沿岸や四国沿岸に来襲することが予想されている。また、大阪市内の上町断層が動くと、阪神淡路大震災を凌ぐ大災害が予想される。
景気が冷え込んでいる現在、防災対策として集中投資は難しい状況であるが、市民の心の備えに対する教育は惜しまずに取り組んでもらいたいものである。
今日は阪神淡路大震災で犠牲になられた方の鎮魂と今後の大災害への心の備えとして、四国八十八ケ所霊場第76番札所道隆寺から第83番札所一宮寺をお参りした。
四国八十八ケ所霊場お遍路は、お接待の文化であり、助け合いの世界である。
阪神淡路大震災の時もお互いに助け合うことのありがたさを学んだ。
お遍路の文化を災害支援活動に広まって欲しいものである。
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