労働安全の世界では、KYといえば危険予知のことというのが常識です。
近頃はいろんな意味の略語として使われています。
KYKを「とんかつ屋」というぐらいはまだ分かります。
しかし少し前は、若者や政治家の間でKYを「空気読めない」という意味で使われました。同じKYでもまだまだ違う意味があります。
KY :急な呼び出し
KY :今年もよろしく
なんてのもあります。
これから、安全教育でKYと言っても、新人類には我々の意味が伝わらないかもしれません。
この傾向は多分ケータイの普及が影響しています。新人類が通信費を節約するために文章を限りなく省略して意味を伝えたことに関係があるのでしょう。
新人類が使う省略語を指して変な日本語と批判しても、我々も危険予知を略してKYと称している。あまり大差がないかもしれません。
あまり略すと何が何だか訳が分からなくなってしまいます。
「あけおめ、ことよろ」(あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします)なんて行き過ぎですね。
自分では意識して省略語や変な略語発音をしないように努めています。
マクド :マクドナルド
ミスド :ミスタードーナッツ
センチュウ :千里中央
アナ :ANA(エーエヌエー/全日空)
イソ :ISO(アイエスオー)
究極の凄い表現を見つけました。古典のKY語化である。
春はAB(あけぼの)
夏はY(よる)
空きはYG(夕暮れ)
冬はTM(つとめて)
試験勉強の暗記方法としては良いかもしれませんが、私はちょっとついていけません。
いくらなんでもKYで「危険を読めない」になってはいけません。
危険予知活動の教育の始めにこんな話しをしてはいかがでしょうか。
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