2013年1月17日木曜日

防災とボランティアの日1.17

阪神淡路大震災から18年になる。今日は、内閣府が定めた「防災とボランティアの日」です。
一昨年3月11日に東日本大震災が発生した。この時は地震そのものの災害もさることながら、津波による被害(自然災害)と原子力発電所の炉心溶融事故(人災)が大きな影響を与えた。
直下型地震である阪神淡路大震災の教訓は、今回いろんな面で活かされたと思いますが、リスクマネジメントという面では、全く活かされず、現在も同じ状態が続いていると考えています。
リスクマネジメントについては、それぞれの利害を排除して真剣に取り組むことが、日本の信頼と再生につながると信じます。



防災に関係するいくつかのウェブサイトを紹介します。
「防災とボランティアの日」ウェブサイト
「内閣府防災情報ページ」
「人と防災未来センター」ウエブサイト
「国際防災研修センター」ウェブサイト
「京都大学防災研究所」ウェブサイト
「日本技術士会 防災支援委員会」ウェブサイト

2013年1月9日水曜日

建設現場の新規入場者教育

新規入場者教育は、建設現場のルールを作業員に直接伝える絶好の機会です。
どこの現場でも新規入場者教育を行い、現場の安全衛生方針や計画、現場規則、作業手順などを元請職員が直接説明していることと思います。
安全教育を30分以内で済ませるところもあれば、半日かけて実施するところもあり、現場の事業規模に応じて様々です。

しかし、どんなに親身になって説明しても、作業手順を守らない作業員、法違反を犯す作業員がいます。また、健康の不具合を偽って重労働についたりするケースもあります。このような申告は本人の良心に任せるしか手はありません。新規入場者教育を実施したからと言って、全員がそれを守ってくれるわけではないということを肝に銘じておく必要があります。

建設現場におけるヒューマンエラーは、危険であることやルール違反であることを知っていながら危険な行為を起こすことが多いです。製造業や交通機関のヒュウーマンエラーとは少し内容が違います。

現場の安全文化が低いと作業員は危険を冒しても得られる価値(効用・リターン)が大きければリスクのある行動を取る傾向にあります。作業員にリスクを過小評価しないような意識を新規入場時に植え付ける必要があります。

新規入場時教育をまだ経験の浅い若手元請職員や協力会社職長に任せ放しにしていたり、ごく短時間で形式的にやっていると、ルール違反の誘惑が芽生えやすくなるでしょう。

そこで元請職員は、新規入場時から作業員とコミュニケーションをとる努力が必要です。近頃の元請職員は、一日中パソコンとにらめっこして現場にも出ないことが多く、これでは災害が減らないでしょう。

コミュニケーションを築くには初めが勧進です。新規入場者教育は教育の中でも重要な役割を担っています。

2013年1月2日水曜日

安全祈願2013年 川崎大師

安全祈願に川崎大師として有名な平間寺に参拝した。
いつも大勢の人だ。祈願してもらうために本堂の中に入ったが、そこも大勢の人で埋め尽くされていた。
今年は、もう一度「般若心経」について勉強してみたい。般若心経はお釈迦さんが亡くなって500年後に仏教のある一派(大乗仏教)の誰かが作ったらしい。空と無を新たに説いたもので、一旦頭の中を空にして無から新たにスタートすれば、現代ビジネスでいうところのイノベーションに通じるのではないだろうか。
安全は、仏さんや神さんにお願いしても実現することはできない。仏さんや神さんに自分の努力を誓うことではないか。
そして、自分一人で行なうのではなく、いつもお大師さんと一緒にやるンだと思えば心強い。神頼みは止めておこう。
たこ焼きを買うにも行列で、根気と辛抱の必要性を感じた新年であった。