2010年10月20日水曜日

たばこ値上げの効果

たばこが10月1日より値上げされた。
国民の喫煙による被害を下げることが目的であるが、世界的にみて日本のたばこの値段は、先進各国に比べてかなり安い水準にある。現時点でも、米国やシンガポール、香港などの半分の値段である。(シンガポールでは、2010年現在、たばこ一箱800円程度である)
中途半端な値上げで喫煙率が下がるとは思えない。どうせ値上げするなら一箱千円程度にするべきであろう。

紙巻たばこ1箱(20本)の価格(2002年5月31日現在、米ドル換算)

紙巻たばこ1箱(20本)の価格(2002年5月31日現在、米ドル換算)

国 名
米ドル
 
国 名
米ドル
ノルウェー
7.56
ベルギー
2.63
英国
6.33
オランダ
2.56
アイルランド
4.46
オーストリア
2.37
米国
4.30
日本
2.18
オーストラリア
4.02
ルクセンブルグ
1.94
シンガポール
3.99
イタリア
1.93
香港
3.97
ギリシャ
1.79
ニュージーランド
3.88
スペイン
1.66
カナダ
3.80
ポルトガル
1.63
デンマーク
3.77
韓国
1.02
スウェーデン
3.64
タイ
0.80
フィンラン
3.53
ブラジル
0.57
フランス
2.76
 フィリピン
0.44
ドイツ
2.76
 インドネシア
0.43

資料:カナダNon-Smokers' Rights Association , 英国Action on Smoking and Health

以上、厚生労働省のホームページより

厚生労働省の研究班が28日発表したところによると、他人のたばこの煙を吸わされる「受動喫煙」が原因で死亡する人は少なくとも年間約6800人に上る。また、2009年の交通事故による死者4914人を大きく上回っている。英国では、パブも禁煙にするように、各国は必死で受動喫煙による被害の低減に取り組んでいる。

日本は、未だに受動喫煙防止の対策が進んでおらず、歩きながらたばこを吸う人や、事務所の入り口等人が通行するところで煙草を吸う人が後を絶たない。受動喫煙の環境改善のため、交通取り締まり以上に厳しくする必要がある。今回の値上げは、税収増を目指しただけで、国民の健康を考えたものとは言えない。

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