2009年1月18日日曜日

おみかん焼き

高松では珍しいとんど焼きがある。

高松の氏神様を祭る石清尾八幡宮では、お札や注連縄、お飾りを燃納する火でみかんを焼くのである。
正式には、庭燎祭(ていりょうさい)で、通称おみかん焼きと呼ばれている。
このみかんを食べると一年を無病息災で過ごせるという。
味は美味しいものではない。健康のためには少々.....

神社の入口のスーパーで竹竿に針金をつけてみかんを5,6個吊したものが売られており、家で作って持ってくる人もいる。


野焼きではあるがここでも環境に配慮されていた。
塩化ビニールの袋など、プラスチック類は一切燃やしてはいけない。
理由が分かる者にとっては当然の話しであるが、判らないお年寄りも多い。
塩化ビニールを低温で燃やすとダイオキシンが発生し、焼いているみかんに発ガン性物質として口の中に入れてしまう恐れがある。

なぜみかんなのか分からないけど、伝統行事は続けて欲しい。

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