2009年5月27日水曜日

渋滞吸収走行

JAF MATE6月号に面白い記事が載っていました。

「渋滞は個人の力で吸収できるのか」ということに対し、渋滞吸収走行を紹介しています。

休日になるといつも山陽自動車道宝塚トンネルや中央自動車道小仏トンネルの渋滞が交通情報で流れます。そしてその区間を通過すると何事もなかったかのように渋滞が緩和します。いつも不思議に思っていました。

すべての車が等速度で走行していれば走行容量の限界を超えない限り渋滞は起こらないはずです。先頭車がトンネルやカーブで減速し、その後に高速で走る車が加わり車列が長くなっていきます。渋滞吸収走行は、渋滞に加わる車の数を減らすための走り方で、あらかじめ十分車間距離をとって巡航し、交通量が増えてきた時点で速度を抑え、車間を詰めすぎないように走行します。この車間距離がクッションの役割を果たし、前の車が大きく減速しても速度を保って走行できます。

多少速度を落として走行する必要がありますが、とにかく車間距離を適度に保つことだそうです。乗用車のすぐ後ろにへばりつくように追い立てて走行するトラックを見かけますが、それこそが事故のもとであり渋滞の原因になります。

交通事故だけ自分だけが気をつけていても防ぎきれません。
JAFも、「さあ、勇気を出して渋滞吸収走行をしよう」と訴えています。

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