2009年5月31日日曜日

技術士の更新制

日本技術士会の役員選挙が行われたため、多くの投票勧誘のメールや郵便が届きました。

何がそこまで熱心にさせるのか良く分からないところがあります。
日本技術士会は職業技術者の集まりであり、公共の福祉や社会環境の向上に貢献するための自らの資質の向上と地位の向上を図ることに更に力を注いでもらいたい考えます。

技術士の中には、資格を名誉の象徴のようにしている人をたまに見受けます。合格した後、技術士としての活動も行わず、自己研鑽も行わず、ただ名刺に技術士を印刷して自己アピールする人たちです。

技術士が更新制の資格でないことが根本原因にあると思います。技術士も米国のPEのように更新制に移行すべきで、APECエンジニア制度に統合するのも一つの手段です。

また、更新制を導入すると同時に、プロジェクトを実施する際の制限業務に技術士を採用することにより、社会に対して安全・安心が確保されると思います。

選挙運動もいいですが、こういう議論を活発に行ってほしいものです。

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