2009年6月8日月曜日

OHSMS内部監査

OHSAS18001内部監査員講習を受けました。

基本的にはCOHSMSと何ら変わりませんが、ISOのように四角四面であるような印象を受けますが、やはり運用であまり四角四面にしても良くないらしい。このような講習を受けることによって、今まで真剣に読まなかったOHSAS要求事項やILOガイドライン、厚生労働省の指針、CHOSMSガイドラインに目を通すようになったことです。

どのガイドラインも互いに近づいてきています。したがってCOHSMSで運用していてきっちり運用をやっていればOHSASでも認証を受けれるような気がします。 ただ問題点は労働安全衛生マネジメントシステムを導入して長い期間経過しているのに全く効果が出ないということです。労働災害や重大事故・災害が依然多く発生していることです。

厚生労働省の資料では労働安全衛生マネジメントシステムを導入している会社は災害が減少しているという発表をしていますが、建設業に限っては現実問題そんなことありません。 この点を質問したのですがなかなか明快な回答が得られませんでした。 多分外部監査のためのマネジメントシステムになっていて、運用が形骸化しているのかもしれません。
 
規格やガイドラインの示す通りきっちりやれば良いのでしょうが、会社によって、国によって安全文化も異なり理想と現状に隔たりがあります。

そこをどのように現状にあわせてステップアップさせるのかが我々安全担当者の手腕になるでしょう。

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