2012年1月2日月曜日

初詣 @ 日吉大社

2012年の初詣は、滋賀県大津市坂本にある日吉大社。
日吉大社は、山王信仰の神社で、大山咋神と大物主神(または大国主神)を祭神とし、猿を神使とする。東本宮の大山咋神は、比叡山の山の神で、西本宮の大物主神は、奈良の三輪山より御神霊を迎えたものである。
神使の猿は、魔除けの象徴で、「魔が去る、何よりも勝る」に因んで大切にされ、「神猿(まさる)」と呼ばれている。
ここは、全国に約3,800社ある日吉神社・日枝神社あるいは山王神社の総本宮である。東京千代田区の日枝神社も日吉大社より勧請を受けた神社である。
いつもは東京の日枝神社に安全祈願に行くのだが、昨年は現場で災害が多く発生し、本宮で安全祈願を行なった。

日吉大社の鳥居は、独特の形で「合掌鳥居」といわれている。
まずは、西本宮に向かう。楼門は重要文化財で、本殿は国宝である。
参拝者がまばらなのがいい。
東本宮の本殿も国宝。だけど摂社の傷みがかなり進んでいたので修理の寄進を行なった。
日吉大社の狛犬は社殿の上に鎮座して、その顔も非常に穏やかだ。

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