2009年2月6日金曜日

安全パトロール慣れ

安全パトロールのマンネリを感じることはありませんか?

 いつも同じ安全担当者が現場の安全パトロールを行うと、長い時間を経るうちにどうしてもマンネリに陥っているように感じることがあります。同じ現場を何回も見ているうちに異常なことに目が慣れて、現場の人と同じように異常を異常と感じなくなってしまう。

 危険感受性の鈍化でしょうか。ヒューマンファクターでいう「危険軽視・慣れ」に相当するかもしれません。また、同じ視点で、同じ手法で毎回やっていると我々安全担当者のレベルや危険感受性も落ちて行く気がします。
また、パトロールを受けるほうもパトロール慣れしてしまい、緊張感を持って対応できなくなります。

 それを少なくするために経営幹部や他部署の部課長を動員していろんな目でチェックを行うのですが、経費削減のあおりで要員を削減されどこも手一杯でなかなか動員できなくなりつつあるのが現状です。

 そこで、一つの方法として隣接支店との相互パトロールや同業他社との相互パトロールがあります。
近隣支店の安全担当者との相互パトロールは、新鮮な目で現場を見るためマンネリ打破に効果があります。同業他社とのパトロールは災防団体や建設業団体活等を通して行う方法があり、他者の現場を見ることはパトロールをするものにとっても刺激になります。

 安全パトロールではする側も受ける側も、何か刺激になる仕掛けを考える必要があります。
とにかく地道に熱意を持ってやっていくしかないでしょう。

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