2009年2月12日木曜日

海守の紹介

先日、高知県室戸市室戸岬町の椎名漁港内の堤防で、覚せい剤計約120キロが入ったキャリーバッグが発見され、沖合いを航行していた中国船が取調べを受けています。

不審船による麻薬・覚せい剤・武器の取引や、工作員による拉致事件など海からの脅威は至る所に存在しています

わが国の沿岸域は総勢1万2千人の海上保安部が警備にあたっていますが、海岸線延長が3万4千Kmに達しとてもすべてをカバーできません今回の覚せい剤取引でも民間人の通報によりうまく海上保安部にバトンタッチすることができました。

そこで、注目されるのが、「海守」の組織です。
海守は、海を見守る情報ネットワークとして、海守会員の日常生活および社会活動を通じ、海上における不審な事象や海洋汚染についての監視や、海岸の保全などを支援するなど、国民生活の安全確保と海洋環境の保全を目的に、社会に貢献する活動を推進する、(活動規 約第1条)となっています。

活動資金は日本財団から出ていますが、海上保安部、海上保安協会と連携した会費無料のボランティア組織です。おもに流出油の処理の講習や海岸清掃、植樹などの活動をおこなっています。

海洋環境の保全に興味をお持ちの方は、いちど海守のホームページをのぞいて見てください。
http://www.umimori.jp/pc/index.html

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