2009年3月22日日曜日

自然は偉大

四国霊場第65番札所から第74番札所甲山寺へ

四国霊場88ヶ所では老大木に会うことが多いです。第67番大興寺の楠はどっしりして何百年もお遍路さんの姿を見守っていたのでしょう。
お大師さんは、人間は宇宙を構成する中の一つに過ぎず、山の木や岩や動物も宇宙を構成する要素であり、人間は自然のなかでうまく調和して生きていくべきだ とといています。自然に感謝する気持ちが重要で、人間が自然環境をコントロールするのではなく、自然とうまく付き合うことが大切なのでしょう。
もう桜が咲き始めていました。1月に善通寺をスタートした時はまだ寒さが厳しくジャンパーを着ていましたが、四国を一周して善通寺に近づくにつれ桜が先始めるというのは、何か感動的です。
お納札には、「工事安全」のお願いをしました。しかし、これは御本尊にお願いしたのではなく、御本尊に自分の誓いを伝えたに過ぎません。「これから ~をやるぞ」という意思がより強くなりました。
第73番札所出釈迦寺の背後にある我拝師山です。いつかこの山に登ろうと思っていたのですが、とうとう登る時間がなくなりそうです。4月1日から東京に転勤です。
出釈迦寺からみる丸亀・坂出方面の景色です。昔はすぐ近くまで海岸線が迫っていたのだと思います。

善通寺まであと少し。

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