2009年4月11日土曜日

労働安全コンサルタントの受験対策

先日、労働安全・衛生コンサルタントの合格発表がありましたが、来年度もう一度挑戦される方もおられると思います。

受験対策は、今から始めれば十分間に合います。
受験参考書として、沢山ありますが最初から全部揃えても大変なだけです。重点安全対策と同じようにように参考書も絞って仕事と受験対策を兼ねるような勉強方法を取ってください。

1.産業安全一般
 「新しい時代の安全管理の全て」 大関親著 中央労働災害防止協会 を自分で投資して、3回位読んでください。
1回目はあまりよく判らないと思いますが、2回目でなるほどということがよく判ってきます。この本は安全管理の仕事に従事する人にとって、安全の基本を学ぶうえでで非常に参考になります。6月の後半に受験のための講習会がコンサルタント会により東京・大阪で開催されます。それまでには最低1回読んで下さい。少々高いですが、自分で投資すれば粗末に扱えないので必死になります。

2.産業安全関係法令
 「安全法令ダイジェスト テキスト版」 労働新聞社
を安全パトロールに行く時に、いつも持って行って下さい。現場で現物を見ながらこの本で法令を確認していくと少しずつ数字を覚えていくことができます。いきなり「安全衛生法令便覧」などを読んでも目眩がするだけです。マーカーでこの本を汚していくのが確実な方法です。
 またコンサルタント会の受験のための講習会で使用する「法令関係のテキスト」で法令を総合的に勉強してください。

3.土木安全
 免除の方が多いので省略

4.口頭試験
 口答試験に対しては、安全管理に対する自分の考えをしっかり持つことから始まります。そのための参考資料として、「安全の指標」をしっかり呼んでください。この本は現在の労働安全における課題についてコンパクトにまとめられています。

 最初は、これらの本を徹底的に読み込んでください。いろんな本に手を出すのは、ある程度勉強が進んでからの方が良いと思います。
受験対策講習会は、必ず出席することをお勧めします。 (社)日本労働安全衛生コンサルト会のホームページから日程を確認できます。
過去問題はある程度時間が経ってからで十分です。講習会に出れば問題集ももらえます。

まずは第一歩を踏み出してください。

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